2022/07/06 15:32
当店が扱っている紙には
いくつか種類があります。
現在多く扱っているのは4種類。
「コート」
「マットコート紙」
「上質紙」
「特殊紙(例:トレーシングペーパー)」
世の中の印刷物は
この4種類が多くの割合を占めています。
それぞれの紙の特徴を知る事で、
用途に合った使い方をする事ができます。
例えば、
・スタンプカードなのに、インクがなかなか乾かず手についてしまう。
・色鮮やかに印刷したいのに、なぜか色が綺麗に印刷されない。
こんな悩みを解決することができます。
【コート紙】
コート剤を薄く塗布した、光沢のある用紙です。紙表面が滑らかでインキの乗りがよい為、写真や色の再現性に優れています。チラシやポスター、カタログなど写真の多いカラー印刷にも適しています。
【マットコート紙】
紙の表面に光沢を抑える加工がされています。
落ち着いた雰囲気を演出したい場合に適した用紙です。また、写真の発色が良いです。
書き込むことができ、可読性に優れています。
【上質紙】
紙の表面が加工されていないため、文字が読みやすく、筆記性に優れています。鉛筆・ボールペンでの書き込み、押印も可能です。文字を多く使用した印刷物におすすめです。
【特殊紙】
紙自体に模様や着色などの特殊な加工がされた用紙です。
凸凹があり質感が特殊なものや、キラキラ、色味が特殊なものなど、さまざまな用紙があります。
例:トレーシングペーパー
別名「透写紙(とうしゃし)」
透明度の高い、半透明の紙です。
半透明性という特徴を活かし、設計・製図分野でのニーズに応えて生まれましたが、現在では招待状や案内状などのカード類や包装紙など、その用途は広がっています。
次回は、それぞれの紙について
細かく説明いたします。